精油で発泡スチロールは溶けるか?

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ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…

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朋香(ほのか)

セラピストのともこです。

今日は1日引き籠り生活(笑)。

お天気は良かったですね。

夜は少し外に出ましたが寒かったですね。

さて、先日の精油の化学の講座で、精油を発泡スチロールに垂らす…という実験をしました。

その際は

●グレープフルーツ

●ベルガモット(ベルガプテンフリー)

●マジョラム

●フランキンセンス

●ローズウッド

●ローレル

で行い、ローズウッド以外は溶けた…という結果。

これは、帰宅後撮った写真です。

帰宅後、他の柑橘系の精油を使って、更に、どれだけ(の深さが)溶けるのか…というのを、簡易的ですが、垂らす場所を手前にして再度実験。

前面左から●グレープフルーツ●オレンジスイート●ローズウッド ●ローレル

左側面●マンダリン

後左から●ベルガモット●レモン●マジョラム●フランキンセンス

(太文字の精油を追加)

左から●グレープフルーツ●オレンジスイート●ローズウッド●ローレル

右から●ベルガモット●レモン●マジョラム●フランキンセンス

●フランキンセンス

●マンダリン

これだけ精油で溶けるということがわかります。
これは、精油(リモネン)が(発泡)スチロール(ポリスチレン)の繋がっている鎖を細かく断ち切り…

ポリスチレン(Wikipediaより)

上:リモネン(Wikipediaより)、下:スチレン(Wikipediaより)の構造が似ていることにより、簡単に混じり合う(=溶ける)ことからです。


精油は、油に溶ける(親油性)と言われていますが、リモネンじゃなくても溶けることがわかりますね。

人間の細胞膜を作るリン脂質も親油性。
これを考えると、精油の原液塗布、ましては粘膜である経口の摂取が危険なのはわかるのではないかと思います。


少し方向が変わってしまいましたが、だからと言って『危険だから使わない』というわけではなく、精油は濃縮されているものなので、本来の植物内で作らているように適切な量を適切な濃度に希釈して使用すれば、とても私たちの生活を豊かなものにしてくれるものだと思います。

最後までお読みいただいきありがとうございました😊

明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨

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