なぜアレルギーが起こるのか?
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東京都板橋区大山の自宅サロン
女性専用・1日1名様限定
ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…
aromatherapysalon
朋香(ほのか)
セラピストのともこです。
今日は暖かい日でしたね。
明日から、晴天でも最高気温が7度とか…。
ガクント冷え込むようですし、晴天により湿度も下がると、インフルエンザが大好きな気候です。
十分にお気をつけくださいね。
さて、二月になると、徐々にアイツが活動し始めますね。

私も立派なスギ花粉症。
(免疫舌下療法で緩和しつつありますが…)
辛い症状として、
●鼻詰まり
●鼻水
●くしゃみ
●眼の痒み、涙目
などがあると思います。
先日の解剖生理学の講座でタイムリーなテーマだった免疫のしくみとして…
体内に異物が入ると、白血球などの自然免疫退治(貧食)した情報により、異物を退治するために抗体という武器ができます。
2回目以降、その異物が体内に入り、自然免疫が貧食し、情報を伝達、過去のデーターベースと照らし合わせ抗体があればそれで退治をする…という流れです。
この異物がスギ花粉などのアレルゲン(抗原)の場合、IgEという抗体がマスト細胞(肥満細胞:体を肥満させるわけでなない)という細胞にくっつきますが、アレルゲンごとに鍵がかかっています。
2回目以降、またそのアレルゲンが体内に入った時、アレルゲンが鍵の役割をして開錠されると、ヒスタミンという炎症を起こす物質が放出され、アレルゲンが多量に体内に入るとマスト細胞の鍵がどんどん開けられ、ヒスタミンもどんどん分泌され症状が出ます。
ヒスタミンが放出されることにより、鼻の粘膜に作用し、血管に炎症を起こしたり、粘膜が腫れることにより鼻水や鼻詰まりが起こったり、気管支の粘膜が炎症を起こすと気管支が腫れ、痰が増え、気管支の筋肉が縮み、呼吸が苦しくなり、気管支喘息が発症したりします。
それらを排出しようと鼻水が出たり、目の神経を刺激し炎症により、充血や痒みが起こり、涙が出たりします。
でも、これって、スギ花粉などのアレルゲンは、本来であれば体に害を及ぼすものでもないので、免疫が働き過ぎることによって起きてるんですよね。
本来無害であるはずの食べ物や花粉のようなものに対して、免疫が過敏に反応してしまう理由についてはわかっていない部分が多いそうですが、真実かは極めて不明ですが、昔より衛生的になったことにより、主に細菌と戦うT細胞の出番が少なくなり、B細胞が活発に働くようになってしまっているという話を聞いたことがあります。

これはアレルギーとは関係ありませんが、免疫は強力な軍隊のように組織的で、その中でもヘルパーT細胞は指揮官になるとてもエリートな細胞で、胸腺で国家公務員のキャリアい以上に学ぶらしいのですが、落ちこぼれると殺されてしまうとか…((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
自分の体の中ではとんでもない世界が動いていますよね。
最後までお読みいただいきありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨