セントジョンズワートオイル
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朋香(ほのか)
セラピストのともこです。
今日は、先日の腰痛緩和ブレンドで使用したセントジョンスワートオイルについてです。
マセレーションオイル(抽出油)となるので、植物油(メーカーによって異なります)にセントジョンスワートを漬け込んだものとなります。
この赤い色は、ヒペリシンという成分が紫外線により発色します。
このオイルは、光毒性がありますので、使用後に紫外線を当たると、まれにシミやアレルギーを起こすことがあるので、使用後は紫外線に当たらないようにしてください。
セントジョンズワートは、古くから西洋、東洋で貴重な薬草として使われてきました。
セントジョンズワートは、キリスト教と深いつながりがあります。
セントジョンズワートとは、イエス・キリストに洗礼を施した聖ヨハネのこと。
異教徒と言われていた聖ヨハネが逃げ込んだ家の窓に密告者が印としてセントジョンズワートの花を挿したのですが、翌日その村の家の全てセントジョンズワートの花が挿されていて、兵隊に逮捕されなかったことから聖ヨハネを守ったといいます。
以来、聖ヨハネ祭の行われる6月末頃に開花をする花は悪魔よけとして使われるようになりました。
また、上の写真では見られませんが、花や葉にある黒い斑点はイエス・キリストが処刑された時の血のあとともいわれていて『キリストの奇跡の花』とも言われています。
その他に、十字軍の遠征した兵士たちの打ち身や切り傷の特効薬として使われていました。
中国では『小連翹(しょうれんぎょう)』と言われ、古くから漢方生薬として使用されていたり、日本では『弟切草(おとぎりそう)』と呼ばれ、鷹の切り傷に家伝の秘薬として使用していた鷹匠の兄が、ライバルに秘密を漏らしてしまった弟を斬り殺し、その血しぶきが斑点なったと伝えられています。
西洋東洋ともに、傷を治した話から止血・収斂・鎮痛作用が昔から認められていたことになります。
このようにみてみると、精油にとても興味が出てきたので、入手してみようと思っています。
他にも効果が期待できる成分もあるようですが、それについては、後日またまとめてみたいと思います。
セントジョンズワートは摂取している医薬品の効果を弱めてしまうこともあるので、精油、ハーブティ、抽出油を使用の際には医薬品を使用している方は、医師、薬剤師に相談して使用してください。
参考:総合医療情報交換サイト
最後までお読みいただいきありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨