痛いと手を当てるのはなぜ?(続き)
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ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…
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朋香(ほのか)
セラピスともこです。
今日も風が強かったですね。
今日の暖かさで桜もかなり開花したと思いますが、と同時にあまりの風の強さで散ってしまったところもあったのではないでしょうか…。
午前中にデパートに行ったら、いつもは10時開店だったのが、コロナウイルスの影響で3月3日から11時開店だった…というのを今日知りました。
待った時間は5分程度だったので良かったですが…。
さて、昨日の痛いと手を当てるのはなぜ?の続きです。
書影使用確認済です。版元ドットコム
皮膚は「心」を持っていた!によると、触れることにより痛みが軽減するメカニズムは昨日お伝えした神経によるもの(第1のメカニズ厶)の他に内分泌系(ホルモン)にもあると言われています。
第2のメカニズムとして、痛みが末梢神経から脳に伝わると、痛みを抑制する信号を出し、痛みが自然に軽くなります。
また、愛情ホルモンと言われているオキシトシンが痛みが脳に伝わった時に大量に作られ、痛みを弱める信号を強めます。
第3のメカニズムとして、触覚の刺激があると、脳内麻薬と言われる痛みを感じにくくする物質を分泌します。
強い痛みに医療用の麻薬を使って痛みを抑えることがありますが、触れることでそれと同じような物質を作り出します。
この脳内麻薬は、失恋した時など、外部からの痛みだけではない時にも分泌されるという話もあります。
第4のメカニズムとして、触れることにより神経が突起を伸ばすことを助けていることが解明されました。
これは、痛みのある部分(損傷部位)の神経突起の再生を促す可能性がある…ということいなります。
このように痛いところを擦ると何重もの働きで痛みを抑え込もうとしています。
これは、外部的な痛みだけではなく、内面的な痛み(=ストレス)にも使え、ストレスが与えられると、それから脳からホルモンの分泌→副腎皮質からストレスホルモンが分泌→各臓器への影響が出てきますが、触れることにより、ストレスを受けた際の脳からのホルモンの分泌をブロックすることもできます。
そのようなことから、心身共痛みには、やはりタッチングが良いようですね。
触れること(=タッチング)は、認知症や自閉症、うつ病にも効果があるとも言う研究結果もあり、子供の発育にも関係しているとも言われています。
今まで以上に『手当て』を大切にしていきたいですね。
最後までお読みいただいき、ありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨