睡眠について考えてみる

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東京都板橋区大山の自宅サロン

女性専用・1日1名様限定

ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…

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朋香(ほのか)

セラピストのともこです。

今までもコロナウィルス感染により命を落とされた方もいらっしゃり、同じ命ではありますが、有名な方の訃報が入ってきました。

我が家では、最低限の外出回数にすること(今日は買い物にも行っていません)、こまめなうがい、手洗い、換気を引き続き励行していきます。

そして、今、この慌ただしい時。

熟睡できていますか?

満足のいく睡眠をとれていますか?

考え事をしてしまって寝付けない…

お手洗いが近くて起きてしまう…

そんなことはありませんか?

人間の体のしくみとして、ホルモンが作用していることがたくさんあります。

睡眠も然りで、睡眠に関するホルモンだと、メラトニンが増えることによって眠くなる…ということですが、メラトニンを増やすには、セロトニンというホルモンが必要になります。

なぜなら、セロトニンがメラトニンを合成するからです。

セロトニンは、精神的活動を活発にして、メラトニンは精神活動を穏やかにする働きがあります。

分泌される時間も、メラトニンの分泌量は夕焼けの時間から徐々に増え始め、午前2時~4時にかけてピークを迎え徐々に減り、その代わりに、セロトニンが徐々に増え始め昼間の活動時に分泌量が最も増えて、夕方にかけて減っていきます。

このように、精神を休ませるメラトニンが増えて、活発にするセロトニンが減れば、それだけ睡眠に入りやすくなります。

そして、このメラトニンの分泌量は一生を通して一定しているわけではなく、思春期以降は急速に分泌量が減少してしまいます。

そして、ストレスが更にセラトニンが不足します。

また、睡眠には血圧や体温なども関係しており、これらは自律神経が司り、一定のサイクルを持って変動しています。

このメラトニンが作られる刺激と、光が当たらない部屋にいても自然と昼夜を認識する体内時計のコントロールは視床下部の同じ一部分で行われています。

昼間は交感神経が働き、夜は副交感神経が働くようにコントロールするこの体内時計は実は1日25時間となっています。

これが続き体内時計がずれていけば、夜に交感神経が活発になり、昼に副交感神経が活発に働く…ということも起こります。

また、体温の上昇によって人は眠りに誘われ、眠りに入ると体温が低下し、ノンレム睡眠と言われる熟睡時には体温が一番低下します。

体温が十分に下がらないと、満足のいく睡眠が得られません。

体温は自律神経によりコントロールされているのもありますが、

メラトニンは、この体温低下を促す働きがあるので、メラトニンも必要=セロトニンが必要…となります。

その上、年齢とともに、メラトニンの分泌量も減少し、ストレス等で交感神経が優位になることも多く、体内のリズムも狂い不眠に陥りやすくなります。

体内時計をリセットするのが朝日と言われていています。

朝日を浴びる→セロトニンが分泌される→メラトニンが生成される・交感神経優位になる→メラトニンが分泌される・副交感神経が優位になる→寝られる…となります。

また、夕日を見ると、メラトニンが分泌されるとも言われています。

テレビやスマホ、ゲームなどの明るさが脳をまだ昼間だと勘違いさせてしまい、寝付けない原因でもあるようです。

不眠に関しては原因が一つではないことが多いうえに、今のこの状況は更にストレスを与えています。これをやれば眠れるようになる!というのは難しいですが、まずは、朝、日の出と共に起床し、起きたら窓を開けて朝日を見てみる…というのからでもいかがでしょうか?

そして、自律神経を整えるために、先日触れた深呼吸も取り入れてみてくださいね。

最後までお読みいただいきありがとうございました😊

明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨

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