新型コロナウィルスと共に生活するために⑤(免疫って?)/ティートリー
東京都板橋区大山の自宅サロン
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ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…
aromatherapysalon
朋香(ほのか)
セラピストのともこです。
またまた新コロナウィルスについて、先日のセミナーのまとめ…です。
備忘録的なものですみません💦
これらの情報は5月26日現在によるもので、最新の情報はご確認ください。
新型コロナウィルスと免疫は今は切っても切り離せないようになっていますが、ここで免疫についても少しお話したいと思います。
以前、ブログにも何度か記したことがありますが、
免疫には大きく分けると
●自然免疫(非特異的生体防御):相手が誰であれ異物を排除するシステム
●獲得免疫(特異的生体防御):決まった相手だけ排除するシステム
があります。
コロナウィルス(抗原)が体内に入った場合、ウィルスに感染した細胞には、自然免疫(非特異的生体防御)のNK(ナチュラルキラー)細胞が、取り付いて細胞ごと破壊します。
その破壊された細胞を、マクロファージ(自然免疫(非特異的生体防御))が貪食し、その情報はヘルパーT細胞(獲得免疫)に送られます。
ヘルパーT細胞はマクロファージをサイトカイン(情報伝達物質)により、活性化させ戦闘態勢を高めます。
その間に、ヘルパーT細胞は、キラーT細胞に『こういう敵(コロナウィルスː抗原)が侵入したので退治するように』という命令を出し、キラーT細胞はコロナウィルスを攻撃します。
これは細胞が細胞を退治するので細胞性免疫と言います。
抗体はウィルスに感染した細胞に取り付き、血液中のタンパク質を使いウィルスに孔をあけたりする武器で、血液(血漿)中にあることから、液性免疫と言います。
破壊された細胞はやはりマクロファージに貪食されます。
T細胞(細胞性免疫)も、B細胞(液性免疫)も記憶担当のメモリーT細胞、メモリーB細胞がいます。
二度目に同じ敵が来た時に、その記憶担当がすぐに攻撃の仕方、武器(抗体)情報を伝え、すぐに出動できるようにしたしくみが予防接種です。
今回の新型コロナウイルス(本名:SARS -COV-2/サーズ・コーヴィー・ツー)の重症化の理由は、
①コロナウイルスそのものとウイルスが作るタンパク質により多臓器不全によるもの
②免疫の暴走
の主に2つの原因があります。
②免疫の暴走のしくみはコロナウイルスにより攻撃されるもの でもお伝えしましたが、もう少し詳しくお話すると、ヘルパーT細胞から『ウイルスのいる細胞を攻撃しろ』という情報伝達物質のサイトカインがたくさん出ることで、正常な細胞まで攻撃してしまうことにより起こります。
また、その攻撃により、血管が傷つき、血栓ができ、血栓症を発症することもあります。
…が、コロナウィルスが直接血管を痛め、血栓ができるということも言われています。
7日目で重症化する場合は、ほぼサイトカインストームによるものとなります。
それでは血栓症(深部静脈血栓症、肺塞栓、心筋梗塞、脳梗などは、内蔵脂肪型肥満(炎症性サイトカインを分泌)、糖尿病(血管を傷める)、高血圧(血管に負担をかける)、喫煙者など、血管に負担のかかりやすい人は重症化しやすく、また、子供の感染者で重症化している場合は、やはり、血管に炎症が起こる小児川崎病の患者さんが重症化しているそうです。
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今日引いたアロマカードはティートリーでした。
学名:Melaleuca alternifolia(メラレウカ アルテルニフォリア)
ティートリーは英語で『Tea tree』、直訳すれば『お茶の木』ですが、この植物がお茶になるわけではありません。
ティートリーが発見された場所に由来し、ティートリーに囲まれるようにある湖の色が、ティートリーの成分が滲み出てていて、濃い紅茶のような色をしているところから名付けられたそうです。
(SACRED AROMA CARDより)
最後までお読みいただいきありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨