ユズ
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朋香(ほのか)
セラピストのともこです。
ユズが出回ってきているようで、今回、精油を入手したのもあり、今日は柚子精油のご紹介です。
ユズ
学名:Citrus junos(キトゥルス ユノス)
科名:ミカン科
抽出部位:果皮
抽出方法:圧搾法、水蒸気蒸留法、有機溶剤抽出法
学名のCitrusは、ミカン属、ラテン語で『シトロンの木』という意味。
日本では古くからユズを、『柚』、『由』、『柚仔』といった表記や、『いず』、『ゆのす』といった呼び方があり、『柚酸(ユズ)』と書かれ、『柚ノ酸』の別名が生まれたそうです。
このことから、junosu(ユノス)は、四国・九州地方で使われた『柚ノ酸(ゆのす)』が由来と考えられています。
当て字(読み?)なんですね(笑)
高知県が最大の産地となっていますが、徳島や愛媛などの四国地方での栽培量が多くなっています。
日本国内では、柑橘系の精油は水蒸気蒸留法での抽出が多く、ユズも水蒸気蒸留が主流となっていますが、香りの残香性から、圧搾や有機溶剤での抽出も行われてます。
先週の国産精油のセミナーで、日本の柑橘はなぜ水蒸気蒸留が多いのか?という質問したところ、圧搾は皮だけを綺麗に剝かなければならないので、手間の問題ではないか?というお話が出ました。
海外は完全に精油を採るための栽培ですが、日本は、精油がメインではないので、手間がかけられないのかもしれませんね。
香りとしては、リモネンが70~80%含まれていますが、芳香成分が70種類以上含まれており、構成としては複雑なんですね。
ユズ特有の芳香成分『ユズノン』は、水にある程度溶けることから、、大量の水を使う水蒸気蒸留だと、精油に残りにくい傾向があるようです。
ユズの芳香蒸留水は、ユズの香りが残っているのも納得です。
柚子がこの季節に使われるのは、ユズの精油が血管を拡張し、血流を促したり、抗菌、抗ウイルスが期待出来たり、消化器系に働きかけたり…と考えると納得ですよね。
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最後までお読みいただいきありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨