ひな祭りといえば…
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朋香(ほのか)
セラピストのともこです。
今日はひな祭りですね🎎
ひな祭りといえば…
雛人形、白酒、雛あられ、桃の花、ちらし寿司や巻き寿司…そして、桜餅。
桜餅は、皮で餡を包んだ長命寺と、おはぎのようにお米に包まれている道明寺とありますね。
どちらも桜の葉を使いますが、桜の葉の独特の香りがクマリンという芳香成分です。
そのクマリンを多く含んでいる精油がトンカビーンズ。
トンカビーンズ(Abs.)
学名:Dipteryx odorata
科名:マメ科
抽出法:揮発性有機溶剤抽出法
ノート:ミドル〜ベース
中央アメリカから南アメリカ北部に自生しています。
学名の『Dipteryx 』は『トンカ豆属』、『odorata』は『芳香、良い香り』という意味。
別名、クマルといい、フランス領ギアナの先住民の話す言語からきており、以前の学名(属)のCoumarounaの由来ともなっています。
そして、同じ地域に住む別の先住民からトンカと呼ばれていいました。
このトンカの木のタネが、トンカビーンズ(トンカ豆、トンキン豆)。
クマリンを多く含み、クマリンという名称は、クマルの種から抽出されたことから由来しています。
収穫された種子を乾燥させるなどの工程で、クマリンが生成されます。
クマリンはラクトン類の中の芳香族ラクトン類に分類されます。
ラクトン類の主な作用として、粘液溶解作用、脂肪溶解作用、瘢痕形成(創傷治癒)作用、抗ウイルス作用があり、クマリンの固有作用としては、血液流動促進作用、鎮静作用があります。
食べ物に使われていることから、抗菌作用があるのかな…と思っていましたが、塩漬けにすることによっても変化がありそうですね。
また、最近は、クマリンがアルツハイマー型認知症の治療と予防の効果があるとか…。
何よりも、桜餅の香りで、ホッコリする時間を持つのが大切かもしれませんね。
ちなみに、桜の花の芳香成分を分析すると、品種によって違いはありますが、クマリンの他に…
・ベンズアルデヒド(芳香族アルデヒド類)…アーモンド、杏仁(アンズの種)の香り成分。
・アニスアルデヒド(芳香族アルデヒド類)セリ科の一種の植物のアニスに含まれる香り。ヒドロキシ基置換するとバニリン(バニラの香り)に。
・β-フェニルエチルアルコール(芳香族アルコール類)バラの香り。
と言われてます。
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最後までお読みいただいきありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨