消毒について/オレンジ・スィート
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ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…
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朋香(ほのか)
セラピストのともこです。
昨日も記しましたが、手を洗ったら消毒…、手が洗えなかったら消毒…、スーパーに入る前、出る前に消毒…と消毒、消毒…と言われていますよね。
ウィルスは生物でもなく、細菌でもないので、殺菌、除菌ではなく、正しくは「不活化」と言います。
コロナウィルスやインフルエンザウィルスは、脂質の二重膜(エンベロープ)を持っていて、それに守られ体内に入ると増殖をします。
その膜が壊されてしまえば、生き残れません。
そして、その膜は脂質なのでアルコールで壊すことができるので、アルコール消毒と言われています。
ちなみに、ノロウィルスは、そのエンベロープを持っていないので、アルコール消毒は効きません。
今、消毒用のアルコールが不足していて、なかなか入手できないですよね。
昨日、セラピストの朝会でのテーマが消毒についてだったので、シェアさせていただきますね。
経済産業省:新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価を行いますによると2020年4月15日に
●界面活性剤(台所用洗剤等)
●次亜塩素酸水(電気分解法で生成したもの)
●第4級アンモニウム塩
が、消毒方法として選定されたそうです。
●界面活性剤(台所洗剤等)は、あさイチでも紹介されていたとのことで、1Lのゆるま湯に台所洗剤5~10cc程度を加えたものを作れます。
界面活性剤がエンベロープを壊すことにより有効となります。
これらをスプレー容器に入れて、
〇出入口に用意して手指消毒の代わりにする。その後手洗いをする。
〇購入したり外部から持ち込まれた物に吹きかけて乾かす。
〇ドアノブなど多くの人が使うところに吹きかける。
…という使い方ができます。
●次亜塩素酸水(電気分解法で生成したもの)は、次亜塩素酸を水に溶かした水溶液ですが、とても不安定な物質で、有機物がついているとすぐになくなってしまいます。
よって、汚れたところを拭くと、汚れは取れるけど消毒にはならないので、汚れを取ってから次亜塩素酸水を吹きかけないと消毒にはなりません。
次亜塩素酸(水)は酸性、次亜塩素酸ナトリウム水溶液が塩素系の漂白剤を薄めたものになり、こちらはアルカリ性となります。
次亜塩素酸ナトリウム水溶液でも消毒は可能ですが、濃度、手荒れ、金属腐食などに注意し、水で二度拭きが必要となります。
次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウム溶液の消毒する力の80倍ということも厚生労働省の次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性 に関する資料に記されています。
以上を踏まえ…
●市販の次亜塩素酸水を使うときは、汚れを落としてきれいにしてから使う
●次亜塩素酸ナトリウム水溶液と混同しない(これ、私です💦)
●台所洗剤も消毒液として代用可能
消毒用アルコールが入手できない場合は、ご参考まで…。
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今日引いたカードはオレンジ・スィートでした。
オレンジ・スィートの木は中国が原産で古くから貴重な薬用植物として利用されてきました。
現在でも陳皮として生薬で使われていますよね。
そんなことから、精油も胃の働きを活発にする作用が期待できます。
共感できるということはとても幸せなことですし、感動もひとしおです。
(SACRED AROMA CARDより)
最後までお読みいただいきありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨