体を効率良く温める場所

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ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…

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朋香(ほのか)

セラピストのともこです。

ここ数日、急に寒くなってきました。

これから、更に気温が下がり、体が冷えてしまうことも多くなってくると思います。

冷えてしまった体を温めるのは、どこを温めていますか?

体の末端を温める…とか、腰を温める…とか、大きな血管でかつ浅い部分を走っている血管を温める…などあり、その時、その時で温めやすい場所を手っ取り早く温めればいいのかな?と思いますが、その中に肩甲骨の間というのもあります。

大人になるとほぼなくなってしまいますが、赤ちゃんの時にはある褐色脂肪細胞がある場所の一か所になります。

体に蓄え、体の熱が奪われることを防ぐ働きのため備わっていますが、これは、細胞の中がほぼ中性脂肪で埋め尽くされている白色脂肪細胞。

大人は寒くなったときに、自分で筋肉を震わせて熱を作ることができますが、赤ちゃんは自分で熱を作れない代わりに、エネルギー(熱)を作るミトコンドリアが含まれている褐色脂肪細胞を持っていて、寒さを感じるとこの褐色脂肪細胞が燃焼し熱を作ることができます。

その褐色脂肪細胞がある場所が、深部であれば心臓、大血管(動脈)、腎臓、浅部では首、そして、肩甲骨の間となります。

なぜ、この場所に褐色脂肪細胞があるのか?

それは、自分で熱を作ることができない赤ちゃんの命を守るため、ここで熱を産生すれば、効率よく体を温めるられる…と考えられますよね。

…ということで、寒くてどうしようもない…ということがあった場合、肩甲骨の間を温めることを加えてみてくださいね。

また、経穴(ツボ)では、肩甲骨の間は『風門(ふうもん)』と言います。

漢字からもわかるように、風(かぜ=冷え)の邪(じゃ=たちの悪いもの)『風邪(ふうじゃ)』が入ってくる門と言われていて、この門を熱で塞ぐことで、風邪(ふうじゃ)の侵入を防ぎ、風邪(かぜ)を予防すると考えられています。

ちなみに、褐色脂肪細胞にアプローチするダイエットで『褐色脂肪細胞が肩甲骨のあたりにあるので、肩甲骨を動かして脂肪を燃焼しましょう!』というのは、少し疑問が生じます。

まず、根本的に、大人になると、褐色脂肪細胞はぼぼなくなること。

ただし、ミトコンドリアが少しだけあるベージュ細胞という脂肪細胞はあります。

そして、褐色脂肪細胞を燃焼させるには、いくら動かしても、寒くないと燃焼しません。

また、燃焼するとしても、褐色脂肪細胞のある場所の肩甲骨の間が痩せていきます。

某ジムでは、今でもそのようなお話をしている…ということを聞きました。

肩甲骨の間、そして、大きな動脈が脂肪の少ない浅い部分を通っている首を温めてみてくださいね。

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最後までお読みいただいきありがとうございました😊

明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨

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