フランキンセンスとミルラ
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ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…
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朋香(ほのか)
セラピストのともこです。
Merry Christmas eveです。
さて、25日にChristが誕生しますが、その際に三賢者が捧げたのが『金・乳香(フランキンセンス)・没薬(ミルラ)』という話は聞いたことがあるのではないかと思います。
それぞれ意味があり…
黄金:『王位の象徴』
黄金は高価な物で『王位の象徴』であり、イエスが『諸王の王』と呼ばれる存在であること。
乳香(フランキンセンス):『祈りの象徴』
カンラン科ボスウェリア(Boswellia)属の木を傷つけた(切り込みを入れた)時に分泌され樹液から分泌される不揮発性の固形物質で、『乳香』という呼び名は樹皮の色の乳白色から由来されます。
フランキンセンス(または、フランクインセンス:frankincense)は、古フランス語『franc enense=醇正な薫香』に由来し、また『オリバナム』という別名もあります。
『オリバナム(olibanum)』は、中世ラテン語で、アラビア語の『al-lubbān』で『ミルク』を意味する『laan』からの派生語となります。
乳香(フランキンセンス)が、崇拝に使われる高価な香料であること、イエスが崇高される存在=神であることも表しています。
没薬(ミルラ)ː『死の象徴』
カンラン科でミイラの語源となっている植物で、遺体の防腐剤として使われていました。
没薬(ミルラ)もフランキンセンスと同じように、樹皮を傷つけた際の樹皮が固まったものになります。
世界の罪を背負い『神の子、救世主』として死ぬためにこのように生まれ、やがて復活することを意味しています。
医師が鎮静薬、鎮痛薬として使用していたことも救世主と言われたこともあるようです。
『没薬』は中国で命名され、『没』は『苦味』を意味するヘブライ語mor、あるいはアラビア語murr、ギリシャ神話のミュラー(ラテン文字表記ːMyrrha)に由来するとされるとも言われています。
乳香(フランキンセンス)、没薬(ミルラ)は、紀元前から薫香に用いられて、古代の王族や貴族の間では黄金に値するものとして取引されていました。
エジプトでは古代に太陽神ラーへの薫香として、朝、日の出とともに使われていたのが、フランキンセンス、正午の儀式のときには、ミルラが焚かれていたということです。
神聖な香り、フランキンセンスとミルラ。
今日は香らせてみたい思います。
Merry Christmas!
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最後までお読みいただいきありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨