今年初めて手に取った精油
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ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…
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朋香(ほのか)
セラピストのともこです。
石鹸が無くなってしまったので、MPソープで手抜き石鹸を作りましたが、手に取った精油は、ローズマリー・ベルベノンでした。
ローズマリー・ベルベノン
学名:Salvia rosmarinus ct.verbenone
あれ?学名? そうなんです。
学名を作ったと言われるリンネの著書(1753年)には『Rosmarinus officinalis』と記載されており、ずっと使われていたのですが、2017年にDNA鑑定によりマンネンロウ属(Rosmarinus)ではなく、アサギリ属として取り扱うのが妥当だという論文が発表され、学名が変更されました。
種小名(当初は属名)rosmarinusは、海岸近くに生息し、小さな青い花が『海の(marinus)』波が散った『雫(ros)』のようであることが由来し、ヨーロッパでは、教会、死者、生者を悪魔から守る神秘的な力を持つと言われ、記憶や友情を意味します。
また、祝典や結婚式、葬儀に用いられ、『変わらぬ愛』や『貞節』の象徴とされ、その育成はキリストの生涯が象徴し、多くの伝説で聖母マリアと結びついている。(Wikipedia より)
他にも聖母マリアがキリストを抱いて、ヨセフと逃げる時に、白い花の咲くローズマリーの茂みにブルーのマントをかけて身を隠し、その時に白い花が青くなったとも言い伝えられていることから『マリア(mary)様のバラ(rose)=Rosemary』とも言われています。
学名に関しては、変更になりましたが、Rosmarinus officinalisは異名として使われています。
和名の『マンネンロウ』も変わるのかな?なんて思ってしまいますが、精油のメーカーはRosmarinus officinalisのままのところが多そうです。
ローズマリーは、同じ植物でも芳香成分の含有量の違いがあることから、ケモタイプの精油で、ローズマリー・シネオール、ローズマリー・カンファーを店頭等でも見かけると思います。
ローズマリー・ベルベノンは、その名の通り、ベルベノンの含有量が多く、他のローズマリーに比べると、お肌への働きが期待できます。
それを考えると、若返りの水と言われたハンガリアウォーターに使われたローズマリーは、ベルベノンだったかもしれませんね。
ちなみに、私は3種類のローズマリーの中では、ベルベノンが好きで、今回もパっと手に取ったのがベルベノンだったのですが、石けんに使ったのは、正解だったかも…。
最近は、たまたま作ったローズマリー・シネオールの香りの石けんが気に入っていましたが、これでまたお風呂の時間が楽しみになります。
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最後までお読みいただいきありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨