水分の摂り方
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ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…
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朋香(ほのか)
セラピストのtomoです。
今日は夏が戻ってきたような日射しと暑さでした。
ちょっと頭が痛くなりましたが、水分不足だったのかな?
…で、今さらですが、正しく水分摂っていますか?

人間の体は、成人で約60%が水分(体液)でできています。
赤ちゃんは80%、高齢者は45~60%と言われています。
この量の違いは、赤ちゃんは水分を多く含んでいる軟骨が多い、高齢者は水分のある筋肉の減少による違いです。
この体液は細胞の中にあるもの(細胞内液)と、細胞の外の体液(細胞外液)の血液中の体液が血漿、血管の外にあるものが間質液とあります。
細胞内液は、間質液と行ったり来たり、間質液と血漿は行ったり来たりできます。
それにより、細胞は必要なものを間質液から取り込み、細胞から排出されたものは間質液から血液に入り、全身を巡り、腎臓で濾過、再吸収され、不要な物は尿として排出されます。
この血漿と間質液の中の成分が一定に保たれることをホメオスタシス(恒常性)と言います。
この体液の中には、ナトリウムやマグネシウムなどミネラルが含まれています。
もうピークは過ぎたと思いますが、ちょっとした汗であれば、汗腺から汗が出る時に、(導)腺から、塩分などのミネラルが再吸収されるのですが、真夏の屋外やスポーツなど大量に汗をかくと、再吸収が間に合わず、体外に全て排出されます。
大汗をかいたり、下痢、嘔吐により水分を排出した場合、体内からナトリウムも減ってしまい、水だけを大量に補給すると、体液中の少ないナトリウムに濃度を合わせようとするため、体は更に水分だけ尿として排出します(ナトリウム欠乏性脱水)。
この場合、症状としては、頭痛、嘔吐、立ち眩み、血圧低下…等で、進行すると意識がなくなります。
熱中症の症状と重なる部分もありますよね。
ちなみに、塩辛いものを食べると、喉が渇いて水を飲むと、水はナトリウムについていくという性質があるので、ナトリウムは摂取した水分を引き込み、血漿の量が増えて、血圧が上がり、最後は尿として排出します。
塩辛いものを食べると血圧が上がる…というのはこの原理です。
もう、大汗をかくことも少ないと思いますが、たくさん汗をかいたときは、塩分を一緒に…というのは、このようなことからに効果的ですなります。
経口補水液は、体液に近い必要なミネラルも入っています。
スポーツドリンクはミネラル等入っていますが、飲みやすいように糖度が高めです。
麦茶は多くはありませんがミネラルも入っていて、ノンカフェインなので、利尿作用もありません。
夏に麦茶というもの、理にかなっていますよね。
高齢者は喉の渇きも感じにくいので、小さいお子さんや高齢者の方は特に注意してください。
最後までお読みいただいきありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨