痛いと手を当てるのはなぜ?
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ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…
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朋香(ほのか)
セラピスともこです。
今日も良いお天気で暖かかったですね。
暑さ寒さも彼岸まで…とは良く言ったものです。
今日は夫が忘れ物をしたのを届けたお詫び(?)とホワイトデーのお返し代わりでランチをご馳走してくれました。
SNSで見て、行きたいけど…と思っていたので満足。美味しかった~ さて、今朝、チコちゃんに叱られる!の再放送を見た時のテーマが
『痛いと手を当てるのはなぜ?』
というもの。
正解は
『痛みより触覚の方が優先されるから~』でした。
脳は複数の感覚が一度に来ると
①運動
②触覚
③痛み
④冷覚
⑤痒み
の優先順位をつける機能があり、痛みがある時に、その部分を擦る(触れる)ことにより、痛みが軽減する…ということでした。
実際にどれくらい痛みが和らぐか…という実験を、腕に電気を流して痛みを数値化する機械で実験し、手を当てない数値と手を当てた数値とでは痛みの感じ方が手を当てると1/4程度に軽減された…という内容でした。
テレビではそこまでなのですが、脳内で何が起こっているか…が山口創先生の著書に記載してあります。
書影使用確認済です。版元ドットコム
皮膚は「心」を持っていた!によると、そのメカニズムは『ゲートコントロール説』というもので、痛みを感じ、それが電気信号で脳に到達するまでの間に痛みを感じるゲート(門)が閉じているか、開いてるかによって痛みの感じる程度が異なります。
触覚や圧覚を伝える線維は太く、苦痛を起こす痛みを伝える線維は細く、これらに伝わる信号の相対的な強さの関係で痛みが決まります。
が、触覚(をよりは伝える線維)はより早く脳に届くため、痛みを感じるゲートを閉じる役割をして痛みを脳に届きにくくしているメカニズムになります。
よって、体のどこかをぶつけた時に、その部位を撫でたり擦ったりして、触覚に刺激を与えることで、ゲートを閉めて、痛みの感覚をブロックする…ということが行われています。
更にチコちゃんに叱られる!では、自分だけではなく、第三者が触れた場合の痛みの緩和の数値も出しており、自分が触ったときとほぼ同じという結果でした。
子供に対して『痛いの痛いの飛んでいけ~』は痛むところを触れることにより、痛みのゲートを閉じ、痛みの情報が脳に届かないようにするだけでなく、その上優しく撫で擦ることにより痛みが体の外に出ていく(と感じる)ことで、不安がなくなり安心することでさらにゲートが閉じる…ということで、気のせいではないんですね。
そんな科学的な事を何も知らなくても、痛い場所は触っているし、『痛いの痛いの飛んでいけ〜』も自然にやってますよね。
実は、この触れることで痛みが軽減するメカニズムというのは、神経だけで起こっていることでななく、内分泌系(ホルモン)でも行われているそうです。
それについては、また後日ご紹介できれば…と思います。
最後までお読みいただいき、ありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨
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