片頭痛/サンダルウッド
ご覧いただきありがとうございます。
東京都板橋区大山の自宅サロン
女性専用・1日1名様限定
ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…
aromatherapysalon
朋香(ほのか)
セラピストのともこです。
東京都が休業要請をする業種を発表しました。
医療機関はもちろん、食料品、生活必需品販売の業種の方々は、都民、国民の生活を守るために、本当にありがとうございます。
様々な業種で休業要請が出て、直接収入に影響する方々もいらっしゃる中、1日も早く終息させるためには、ひとりひとりが移動しないことです。
明日から週末です。
おウチにいましょう!
Stay at home!
さて、今日は片頭痛について。
先月の解剖生理学講座でお話しをシェアしたいと思います。
今、気候も安定せず、片頭痛で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
片頭痛が起こる原因はいくつかあると思いますが、多いのは…
●気圧が低くなると空気中の酸素濃度が下がり、脳が酸素が欲しくないり血管を拡張させるため
●ストレスなどにより脳の血管が収縮することによる反動で拡張するため
●月経中はエストロゲンの減少により、セロトニン(血管収縮作用のある脳内物質)が減少し血管が拡張するため
●血糖値が下がると、脳が糖分を欲しくなり、血管が拡張するため
…など、血管が拡張することにより、周囲に炎症を起こし、血管の周りに巻き付いている三叉神経が脈に合わせて刺激されることにより、痛みが起こります。
よって、血管を収縮させてあげれば、血管と三叉神経の間に隙間ができ、痛みが緩和されます。
冷やしてあげたり、カフェインを摂取したり、精油だとサイプレスやペパーミントが血管収縮作用が期待できます。
(禁忌事項があります。ご確認ください)
チョコレートにもカフェインが入っている…ということで召し上がる方も多いようですが、チョコレートやチーズには、赤ワインにも入っている『チラミン』という物質が血管を拡張する働きがあることから、片頭痛を誘発することもあります。
また、血糖値が下がってきた場合は、少し甘いものを摂取すると『酸素(栄養)が来たー』と血管が収縮します。
今は痛み止め等も多く出ていますが、それぞれの痛み止めの働きを知っておくのもいいかもしれません。
●トリプタン製剤…血管収縮物質であるセロトニンの受容体を刺激するもの
●NSAIDs(エヌセイズ/Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs)…非ステロイド性抗炎症薬
●エルゴタミン+カフェイン…交感神経を刺激することにより血管を収縮させるもの
トリプタン製剤の場合は、片頭痛が起きたらすぐ服用するのが最も効果が高いと言われています。
血管の拡張による頭痛は冷やす…と先ほど述べましたが、首や肩などの筋肉の張りによる筋緊張性頭痛は、逆に血行を良くすることにより緩和されますので、温めてくださいね。

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今日引いたティートリーカードはサンダルウッドでした。
日本では白檀と言われ、お香で古くから使われています。
宗教行事で使われることも多く、どっしりと心を静めてくれる香りです。

『霧、雨、雪……と水がさまざまな変化をするように、どんなふうに自分を見せるのかはすべてあなた次第です。』
(SACRED AROMA CARDより)
最後までお読みいただいきありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨