シナモン
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ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…
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朋香(ほのか)
セラピストのともこです。
この週末はかなり冷え込んできましたね。
インフルエンザの話もチラホラ聞こえてきました。
マスク、うがい、手洗いと、少し精油の力を借りて乗り切りたいですね。
さて今日は、先日のクリスマスの香りと言えば?でご紹介をしていなかったシナモンをご紹介したいと思います。
私が持っているのはシナモン・バーグ(樹皮)/学名Cinnamomum zeylanicum=Cinnamomum verumです。
精油の場合
●シナモン・カッシア(枝)/学名Cinnamomum cassia
●シナモン・バーグ(樹皮)/学名Cinnamomum zeylanicum=Cinnamomum verum
●シナモン・リーフ(葉)/学名Cinnamomum zeylanicum=Cinnamomum verum
と見ることがあると思います。
抽出部位を見ると違いがわかると思いますが、抽出部位が違うと香りが違うので、芳香成分も違います。
●シナモン・カッシア(枝)/学名Cinnamomum cassia
中医学では、若い枝が『桂枝(けいし)』という生薬で使われています。
ケイ皮アルデヒド類の含有量が75~90%となるので、強い抗菌作用、抗感染作用が強くなります。
発汗作用があり、風邪や月経痛などの改善に漢方薬に含まれます。
●シナモン・バーグ(樹皮)/学名Cinnamomum zeylanicum=Cinnamomum verum
乾燥した枝皮や、幹皮は『肉桂(にっけい)』という生薬で使われていて、シナモンスティックはこちらになります。
ケイ皮アルデヒド類の含有量が55~80%、オイゲノールが2~15%となり、強い抗感染作用は変わりませんが、抗寄生虫作用が強くなります。
ないぞの冷えを取る作用があります。
●シナモン・リーフ(葉)/学名Cinnamomum zeylanicum=Cinnamomum verum
こちらはアルデヒド類が微量とあり、フェノール類のオイゲノールが70~85%含まれています。こちらは更に抗寄生虫作用が強くなります。
多く出回っているのは、抽出部位が樹皮と葉となっているものではないかと思います。
冷えることで悪化する痛みや、風邪やインフルエンザの初期で寒気が強い時など、体を温めたり、食すことにも使われるので、消化吸収を助ける香りでもあります。
シナモンは古くから使われているスパイスで、特に寺院での薫香に使用される貴重なものとみなされていました。それだけでなく、神話で有名なフェニックス(不死鳥)は没薬(ミルラ)と甘松香(かんしょうこう:オミナエシ科の植物の根茎)とともに、シナモンを集めて魔法の火を点じ、その中で焼け死んで再び蘇ったと言われています。
シナモンの香りは、どの抽出部位であっても、子宮を刺激する働きがあるので、妊娠中の使用は控えてください。また、皮膚刺激も強い精油となりますので、使用の際は少量に十分に注意をしてください。
冬の季節お菓子や飲み物、ポマンダーにシナモンを使うのも納得ですね。
※精油の使用は自己責任で行うこととなっています。精油の禁忌・注意事項を十分にご確認の上、ご使用ください。
最後までお読みいただいき
ありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨
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