皮膚とエフェクテイブタッチⓇ(表皮編)
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ほのかな香りと優しいタッチでカラダとココロが和らぐ時間(とき)を…
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朋香(ほのか)
セラピストのともこです。
今日から、子供も学校が始まり、通常生活に戻る…ことは、インフルエンザ罹患者がいると、もう少し先の話になりそうです。
そうは言っても、お正月気分を払拭するために、先月の解剖生理学で学んだことをまとめてみようと思います。
前回の解剖生理学のテーマは皮膚についてでした。
皮膚と言えば、人体最大の臓器と言われていますよ。
平均で皮膚は体重の15%ほどを占めますが、そのうち10%は皮下脂肪だとか…💦
皮膚は上の図にもあるように、表皮、真皮、皮下組織とあり、そのうち定常的に生まれ変わる(ターンーバーする)のが表皮となり、厚さは平均0.2mm。
お顔の表皮はもっと薄いので、ゴシゴシ洗ったり拭いたりするのは刺激が強過ぎます。
その刺激が原因で、しみやしわを引き起こす可能性もありますので、お気を付けください。
そして、皮膚は感覚器ともいわれていますが、神経は表皮の下の真皮までしか通っていないので基本的に真皮で感じます…。
が、皮脳合根と言われ、受精卵が細胞分裂する時に、外胚葉、中胚葉、内胚葉と三つに分かれ、各臓器を作っていて、皮膚と脳は同じ外胚葉からできているので、皮膚が第二の脳と言われ、表皮は脳に一番近い臓器で感覚があると考えられます。
一番気持ちの良い触れ方の速度は一秒間に5cmと言われていて、痛みがある時にその場所を擦ると痛みが軽減するように気がするのは、実は気のせいではなく、気持ち良く感じることにより、痛みを伝える経路がシャットアウトされ、痛みが軽減することが科学的に証明されています。
そして、表皮の一番下の部分の基底層の合間などに、お肌の天敵と言われているメラニン細胞がいます。
このメラニンが日焼けやシミ原因となるので、悪者にされていますが、
本来であれば、紫外線から皮膚を守る役割があり、細胞の一番大切な核の部分に日傘をさす役割をしています。
また、活性酸素の吸収や、金属や薬剤をメラニンが取り込む役割もあります。
美白化粧品は黒くなった肌を白くするわけではなく、メラニンを作らせない…となりますが、そうすると、上記で挙げた様々な働きができなくなるので、個人的にはそれもどうか…と思います。
日焼けをしてすぐ黒くなるのは、メラニンが酸化することによるもの、数日経ってから黒くなるのはメラニンの合成促進によるものとなります。
美白にはビタミンCと言われますが、これは、ビタミンCを摂取することにより、メラニンを酸化させ肌が黒くなる前にビタミンCを酸化させてしまう…ということからです。
よって、ビタミンCの摂取とメラニンのターンオーバーを促すことにより美白ができる…ということです。
そして、子供のころから紫外線を少しずつ浴びると、将来的に紫外線によるダメージを受けにくいともいわれています。
骨を作るためにも紫外線は必要なので、排除しすぎることは、体にも影響を及ぼしそうですね。
また、表皮は外気に触れているので常在菌がいます。
美しい皮膚は善玉菌と言われる表皮ブドウ球菌に覆われています。
この表皮ブドウ球菌が天然の乳化剤の役割をしていて、皮脂と体の水分を乳化させ、皮膚の皮脂膜を作っています。
そして、表皮ブドウ球菌は酸素が大好きです。
なので、綺麗なお肌は弱酸性なんですね。
逆に、ニキビの原因と言われるアクネ菌。
こちらは、酸素が大嫌いです。
よって、酸素をよけるために毛穴に入り込みます。
アクネ菌は日和見菌なので、多くなることにより悪さをします。
そうやってニキビを作るから悪者?と思われますが、アクネ菌は中性脂肪を作っているグリセリンと脂肪酸の繋がりを断ち切ってくれることにより、中性脂肪を減らす役割もあります。
万が一ニキビが出来て、抗菌薬を使用することがある場合は、ニキビの場所だけに使ってくださいね。
抗菌薬により、善玉菌の表皮ブドウ球菌まで殺してしまうと、違う被害が出る可能性があります。
また、黄色ブドウ球菌は悪玉菌と言われています。
こちらは荒れた肌に多く、アルカリ性が好きです。
黄色ブドウ球菌は熱で菌は死にますが、排出されが毒は熱では解毒されません。
アトピー性皮膚炎の痒さはこの毒からともいわれています。
ということで、表皮に与えるエフェクティタッチⓇの影響は
血流が良くなることによりターンオーバーを促し、美白になる…かも?(笑)
血流が良くなることにより、栄養が行き渡る、血色が良くなる。
…ということになります。
表皮だけで長くなっていまったので、他の部分はまた後日…。
最後までお読みいただいきありがとうございました😊
明日も笑顔が溢れる1日になりますように…✨
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